五階梯認定制度

実践護身術慧武館に「段位認定制度」はありません。

全五階梯ある内の各階梯を修了するごとに証書を発行する、『五階梯認定制度』を導入しております。

【初伝】
当派護身技法習得の基礎

【中伝】
合気柔術と古流柔術をベースにした護身技法を習得とその再現性を錬磨する段階

【高伝】
護身技法の応用を学び、高度な護身技法の実践技を修得する

【奥伝】
古流柔術の術理と意識技法を融合した高度な護身技法の実践技を修得する

【免許皆伝】
前四階梯を修了および”心技体”の完全一致が認められる高弟限定での奥義秘技伝授と師範允可となる最終階梯

各階梯を修了するごとに認定証を授与する”五階梯認定制度”を導入しております。 

実践護身術慧武館の全五階梯

初  伝入門後1年以上稽古した者
※個人差あり
◆徒手技法
※修了証取得者に「茶帯」と「初伝修了証」を授与。
中  伝初伝修了後1~2年以上稽古した者
※個人差あり
◆二人掛を加え、実践護身術に関する論文を提出。
※修了証取得者に「黒帯」と「中伝修了証」を授与。
高  伝中伝修了後2~3年以上稽古した者
※個人差あり
◆多人数掛を加え、実践護身術に関する論文を提出。
※修了証取得者に「指導員」と「高伝修了証」を授与。
奥  伝高伝修了後3年以上稽古した者
※個人差あり
◆推手系・打撃系・柔術系・武器系等、3点以上修得した者
※修了証取得者に「准師範」と「奥伝修了証」を授与。
免許皆伝奥伝修了後3年以上稽古した者
※個人差あり
◆地元の支部を開設し貢献できる者
※修了証取得者に「師範」と「皆伝修了証」を授与。

流派発展の努力と貢献を認められた師範免許取得者は、関西本部道場での稽古費用はすべて免除する。支部道場開設の認可を受け道場主となる場合、関西本部への上納金の類いは一切無い事も予め記述いたします。

免許皆伝及び師範取得資格は奥伝修了者のみが有する資格です。但し、当派が定める処の心技体の一致が認められる者以外は、例外無く『高伝』『中伝』を最終階梯とさせていただきます。また、師範取得者および教伝代理取得者における道場開設につきましては、下述規約をお読み頂いた上でお問い合わせください。

公認道場と認定道場の規約

規 約

『実践護身術慧武館 公認支部道場主規約』

1)公認支部道場主とは、『免許皆伝』を允可され道場を開設する資格を有する者を云う。

2)公認支部道場主は、門下生より入門料および月謝を自己の裁量で徴収することができる。また、それに伴う主範代理への納金義務等は一切無いものとする。

3)公認支部道場主には教伝修了証および免許皆伝允可状を発行する権利はなく、其の権利は主範代理のみが有し、帯等の付属物も主範代理が用意し全ての門下生に直接授与するものとする。

4)公認支部道場主は『教伝会』を主催することはできない。しかし『錬成会』の名目で会を主催し、参加者から自己の裁量で金銭を徴収し、公認グッズ等も営利目的で販売することができる。

5)教伝技の解説を主旨とするDVDの制作および書籍の出版、販売等の権利は主範代理のみが有する。

『免許皆伝取得者規約』

6)『免許皆伝』とは、当派術理の全てを主範代理より伝授され、心技体の完全一致が認められる者が唯一允可され取得する最高資格を云う。

7)『免許皆伝』取得者は、後進育成の協力と流派繁栄の尽力を惜しまず、慧武館皆伝奥義秘技の守秘義務を負うものとする。

『慧武館認定道場主規約』

8)認定道場主とは、『免許皆伝』を允可され公認支部道場主の資格は有しないが、道場を開設する資格を与えられた特別門下生を云う。

9)認定道場主は、門下生より月謝のみ自己の裁量で徴収できる。また、それに伴う主範代理への納金義務は一切無いものとする。

10)認定道場主は、教伝修了証を発行する権利はなく、其の権利は主範代理のみが有し、帯等の付属物も主範代理が用意し全ての門下生に直接授与するものとする。

11)認定道場主は、『教伝会』および『錬成会』を主催することはできないが、『稽古会』の名目で会を主催し参加者から自己の裁量で金銭を徴収することができる。

12)認定道場主は、教伝技の解説を主旨とするDVDの制作および書籍の出版、公認グッズ等の販売譲渡は一切できず、其の権利は主範代理のみが有する。

13)認定道場主は、年2回を最低限度として公認支部道場または関西本部道場が主催する会に参加し、特別門下生としての自覚をもって技術向上に努め、一般門下生の技術指導と稽古中の安全確保の責任も負う。

14)認定道場主は、認定日より10年間が『免許皆伝』の資格取得の猶予期間となる。また、その間の初伝、中伝、高伝、奥伝の修了証は各階梯の規定どおり全て取得しなけらばならない。

15)認定道場主は慧武館護身技法の全ての守秘義務を負うものとし、主範代理の許可なく他流セミナー等で公開してはならない。